2016-01-01から1年間の記事一覧
先回に続いて、個人再生で債務整理する場合の疑問点について見ていこうと思います。 今回は保証人の問題、個人再生を計画どおり返済できなくなった場合について見ていきます。 個人再生すると保証人がいる債務は一括弁済を請求される? 個人再生は任意整理の…
このブログでも個人再生について、基礎的情報はほぼ網羅してきましたので、ここでは債務整理を個人再生で進める中、よくぶつかる疑問点についてみていきたいと思います。 個人再生は車を手放さなければならないか 個人再生は住宅を守りながら債務整理できる…
個人再生で少し理解しにくいところが、最低弁済額と清算価値保証の問題です。ここでは、その問題をわかりやすく解説しています。 最低弁済額は法律で決まっている 個人再生は民事再生法で認められた個人向けの借金救済制度です。そのため最低弁済額も民事再…
個人再生はある程度収入が見込める方にすすめられる債務整理ですが、個人再生は小規模個人再生と給与所得者等再生の二つがあるのはご存知でしょうか。 個人再生と言うと、小規模個人再生の言い方が代わって個人再生と言われているのではという人もいると思い…
個人再生は債務整理のなかでも比較的条件が厳しい方法ですが、借金があっても収入がある方は、自己破産せずに債務を圧縮できます。 また、一概には言えませんが、借金があっても収入がある方というのは人生のなかでもっとも高額と言える住宅ローンを組んでい…
一般に債務整理をお願いする場合、古い人は弁護士に頼むことが多いようですし、アディーレなどの弁護士法人も誕生したことで、一般市民も借金相談を弁護士に依頼するケースが確実に増えました。ちなみに、この変化はわずか10数年前のことです。 それと同時に…
債務整理をしてもデビットカードがあれば大概のクレジット系支払いはカバーできると思います。ただクルマに乗る人はETCカードがあると便利ではないでしょうか。 デビットカードがあれば、これが代わりになると思う方もいるでしょうが、デビットカードはETCに…
債務整理をすると困るのは、クレジットカードが使えなくなるということです。債務整理の種類にもよりますが、最低でも5年間は使えなくなるみたいですし、自己破産などでは7年間もの間、クレジットカードが使えない状態が続きます。 ただし、まったく困ってし…
債務整理には、債権者の最後の足掻きとも捉えることが、期限利益の喪失以外にもまだあります。それが移送申立です。 債務整理を進めるために、債権者を相手取り訴訟を起こすことはよくばります。そのためにアディーレなど、弁護士事務所にも訴訟を手伝っても…
期限利益の喪失という言葉をきいたことがあるでしょうか? 期限利益の喪失とは、手短に言うと、借りているお金の返済ができない場合に、債務者がその利益を失うことです。 よく約款等にあるのが、債務不履行が行われた場合、速やかに一括で返済するものとす…
よくこのサイトでもお伝えしていますが、今、過払い金返還請求しても、きちんと全額戻るとは限らないことらない。ただ、全額とはいかないけれど、過払い金には返還できる期限があるのでやはり請求はおこしてみましょう。ということを、何度もお伝えしている…
過払い金請求は貸金業者から払い過ぎた利息を取り戻す請求ですが、5%もの利息付きで返還請求できることをご存知の方はそれほど多くはないと思います。 請求の根拠は2通りあって、貸付行為が不当利得なら利息付きで返還請求できるというのです(アディーレで…
過払い金請求も債務整理の一つですが、厳密には過払い金請求と債務整理を分けて考える必要があります。というのも、過払い金請求には債務整理のような社会的に受ける不利益はほとんどないからです。 過払い金請求をしてもデメリットになることはほとんどあり…
本日は趣向を変えて、弁護士法人アディーレ法律事務所のイベントのお知らせです。 イベントのタイトルは、第14回アディーレ×よしもとのコラボイベント「おっ得!知っ得!ほぉ~律相談所!!」。7月18日(月)山形県のイオンモール山形南で開催されます…
先日は特定調停が任意整理と同じレベルの減額が可能ならと伝えたところですが、任意整理と同じレベルというとグレーゾーン金利の金利引き直しを越える減額をという意味です。そのレベルの借金の減額が、すべての例で可能かと言うと、これは任意整理であって…
特定調停と言われる債務整理があります。この債務整理は借金がまだグレーゾーン金利の時代によく使われていました。ところが、貸金業者の貸出金利が皆利息制限法の範囲内に収まったことで、特定調停が使えるケースが少なくなってきたのです。 では、特定調停…
任売売却はアディ−レなどの債務整理を専門に扱う法律事務所では扱っておらず、町の不動産会社がやっていることが多いと前回に記事では書きました。それでは、不動産会社ならどんな業者でも任意売却するのかというと、これも違います。 会社のホームページな…
みなさんのなかでも任意売却という言葉を聞いたことがある方はいるのではないでしょうか。 任意整理と間違えて使ってしまいそうな任意売却ですが、これも一種の債務整理といえるもので、住宅ローンの返済が厳しくなった人たちがよく利用しています。「じゃあ…
任意整理は、自己破産や個人再生とは違い、クレジットを利用できなくなる期間が5年と短いうえ、裁判所を通さなくても債務整理ができることで、いまも一定の人気がある(とくに返済能力がある方、都市部にお住いの上場企業に勤務されている方には、いまも利用…
任意整理は、グレーゾーン金利の融資残高が少なくなってきたところで、以前ほどの利用メリットが減っているの現状で、おそらくアディ−レでも同様の現象が起きているのではないでしょうか。ただし、ろうきんが利用できる環境にある方に関しては、まだ任意整理…
ピーク時よりは落ち着きましたが、アディーレを含めた弁護士・司法書士事務所の債務整理の方法で多いのはやはり任意整理です。ただ、任意整理は今とむかしでは違い、ピークのころはグレーゾーン金利の借金が多かったため、処理後の残債務や弁護士費用は過払…
任意整理はアディ−レででも実績が多い債務整理のひとつですが、アディ−レに限らず多くの弁護士事務所や司法書士事務所でも、実績が多く知らされています。 ところで、任意整理は裁判所を通さず行なえる唯一の債務整理ですが、債権者との合意を得て残債務を計…
昨日は債務整理における名義変更や資産隠しについて書きましたが、今日はこの問題のまとめとして、名義変更や資産隠しがなぜバレるのかについて書いてみたいと思います。単刀直入に言ってしまうと、いちばんは、裁判所の判断が厳しくなっていることがあげら…
前回、前々回とカード現金化を続けていると債務整理ができなくなると言うことをお話しましたが、これを厳密に言えば、自己破産の免責不許可事由にも当たることが分かっています。 近年では、一般の人も自己破産の知識があるため、アディーレなどの法律事務所…
先回の記事を見ていただくと、カード現金化が債務整理をすすめる際のネックになることがわかったのではないでしょうか。 クレジットカードが自社のカードを悪用されるのですから、相応の損害を被っているわけです。さらに債務整理を協力するというのは、一部…
アディーレなどを使って債務整理を計画していたとします。ところが、債務整理をしたくてもできない場合があります。それが、カードを不正利用していた場合です。カードの不正利用とは、ほとんどのケースがカード現金化です。 ここでは、債務整理を危うくして…
前の投稿で、借金件数が3件になったら債務整理する確率が高まるのではないかと記事を書きました。これは何かのデータに基づき記事を起こしたわけではありません。100%筆者の勘です。 世の中がもっとユルイときでも借金3件というのはデンジャーゾーン 借金件…
はじめてキャッシングを利用したりカードローンを申し込む段階で、自分がこのことで将来債務整理することになるとは、誰も想像しないと思います。ただし、利用が度重なり、キャッシングやカードローンの件数が増えた場合は、もしかしたら自分は債務整理をし…
この前の記事では、自己破産も「破産管財事件」となると費用も大がかりなものになることをお伝えしました。とくにアディーレなどの法律事務所に自己破産をお願いすると、着手金なども掛かってきますにで、初期費用だけでも高額になります。 これは法テラスな…
債務整理の方法をいろいろ検討した結果、やはり自己破産しかないと決まったとしましょう。ここで考えなくてはならないのが自己破産の費用です。自己破産は大きく分けると二種類に分けれられ、掛かる費用も大きく変わってきます。つまり自己破産では、「管財…