弁護士費用って何?

アディーレにかぎったことではありませんが、弁護士に債務整理を依頼する上で、弁護士費用はかならず掛かるものです。債務整理の費用を着手金と弁護士報酬だけだと思っている方もなかにはいるようですが、それは違います。

では、一般的に弁護士費用は、どういうのもに掛かってくるのでしょう。

 

弁護士費用として掛かるものとは?

 

弁護士費用は次のようなものに掛かってきます。

 

1.受任通知の発送・債権者(お金を借りた相手)とのやり取り
2.債務額確定のための調査
3.過払い金の返還交渉・訴訟手続
4.<破産・再生の方>裁判所提出書類の作成)
5.<破産・再生の方>裁判所への申立・同行,裁判所・管財人等とのやり取り
6.<任意整理の方>債権者との和解交渉,合意書のやり取り

 

「弁護士法人アディーレ法律事務所」公式ページより抜粋

これ以外では、アディーレの場合は債務整理の手続きが終わった後の無料相談も、弁護士費用として徴収されるようです(無料相談なのに弁護士費用がかかるのは解せない気もするのですが…)。

 

弁護士費用を立て替えてもらえるのはいまのところ法テラスだけ

 

では、公的機関といっても差し支えのない法テラスでも、こうした弁護士費用は掛かってしまうのでしょうか。

法テラスであっても所属しているのは公務員ではなく、弁護士です。弁護士に依頼する以上、当然、アディーレのような弁護士費用は掛かってきます。ただし、法テラスでは長期の分割払いにも応じてもらえ、支払い期間も月々の可能支払額に合わせて設定できます

アディーレの弁護士費用は最大でも分割回数は12回までです。法テラスは、解決できる事案の場合は、ほぼ希望額での分割払いになります。経済的に厳しい方は、月々3,000円からでも可能なので相談してみると良いでしょう。

ただし、法テラスで立て替えを決定するにも、一応審査があります。その際、いろいろな方面から、細かく聞き取りがありますので、すべて正直に伝えてください。虚偽が見つかると、法テラスのサービスを利用できなくなってしまうこともあります。